トイレが近い原因
トイレが近くて夜中に何度も目が覚める、急にトイレに行きたくなり我慢できない等の尿トラブルを特徴とする病気を過活動膀胱（かかつどうぼうこう）といいます。
「トイレが近い」というのは女性特有の体質のようなイメージがありますが実は男性にも起こりえる症状で、特に近年、若い男性でも「トイレが近い」「トイレの回数が多い」と悩む方が多いようです。
過活動膀胱は排尿障害の一つで、改善方法には薬の服用のほか骨盤底筋体操や行動療法（水分摂取量の制限、排尿日誌等）との併用が効果的といわれています。
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薬の効能としては膀胱で尿が十分溜めることができるように改善します。
過活動膀胱治療薬を服用すると副作用として、のどの渇き・便秘・尿が出にくい等の症状がでることがありましたが、最近はこれら副作用が少ない薬も開発されています。
「トイレが近いのは歳のせい・・」と思いがちですが、過活動膀胱と症状の似た他の疾患の可能性もあります。気になる時は病院（泌尿器科）で相談するといいでしょう。
診察や尿検査によって他の病気の早期発見にもつながります。
トイレが近い（頻尿）とはどのような状態？
トイレが近い（頻尿）とは、どういう状態を指すのかについて、説明します。
頻尿というのは、正常な人のトイレに行く回数よりも多い状態を指します。
正常な人の尿の回数は、一日に６回〜７回だと言われています。
そして、頻尿の場合は尿の回数が一日に１０回以上だと言われているのです。
もしあなたが昼間の尿の回数が８回以上、夜間の尿の回数が２回以上なら頻尿かもしれません。
３時間に１回程度の尿の回数だと、特に何とも思わないはずです。
でも、それが１〜２時間に１回になると、日常生活で不便を感じることもあるかもしれません。
仕事をしている人や学校に通っている人なら、余計にわずらわしく感じるでしょう。
頻尿になってしまう原因は、色々あります。
膀胱炎や前立腺肥大などで頻尿になることもありますし、緊張や不安が原因の神経性頻尿もよく起こりがちです。
頻尿は水分の摂取を控える、体を冷やさない、カフェインを控えるなどの対策で改善することができます。
それでも改善できない場合は、泌尿器科で一度診てもらうといいでしょう。
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